新島八重の生涯を描く!明治の"ハンサム・ウーマン"の物語が児童書で登場


株式会社新興出版社啓林館が、文研出版ブランドから新たな児童書『新島八重 明治のハンサム・ウーマン』を全国の書店で発売した。本書は、「歴史をひらく人物伝」シリーズの一環として、戊辰戦争を生き抜き、明治時代に新しい女性の生き方を体現した新島八重の生涯を描いている。
著者の国松俊英氏は、日本児童文学者協会および日本児童文芸家協会の会員で、ノンフィクション作品を多数執筆している実力派作家だ。その経験を活かし、本書では新島八重の人生を詳細かつ読みやすく描写している。挿絵は京都在住の画家・十々夜氏が担当し、2〜3枚のイラストを各章に配置することで、読者が時代背景をイメージしやすいよう工夫されている。
本書の特徴として、巻頭に人物紹介と地理情報が掲載されており、複雑な人間関係や土地の把握が容易になっている点が挙げられる。これにより、小学校高学年以上の読者でも、歴史的な内容を理解しやすくなっている。
新島八重は、常識にとらわれず自分の考えを持ち、堂々と行動した女性として知られている。会津で戊辰戦争を生き抜き、その後京都で新しい時代の女性像を体現した彼女の生涯は、現代の読者にも多くの示唆を与えるだろう。
本書は四六判で、本体価格1,980円(税込)。ISBN番号は978-4-580-82685-4となっている。歴史に興味のある子どもたちはもちろん、大人の読者にとっても、新島八重という魅力的な人物を通じて明治時代の日本を学ぶ良い機会となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000267.000032562.html