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直木賞作家・澤田瞳子の新連載「暁を踏む馬」が産経新聞で始動!昭和100年に寄せる期待とは

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報道発表
プレスリリースより

歴史・時代小説の名手として知られる直木賞作家、澤田瞳子さんの新連載小説「暁を踏む馬」が、4月1日から産経新聞朝刊で始まる。今回の連載は、澤田さんにとって7回目となる新聞連載小説だ。

「暁を踏む馬」は、東京・日本橋の古美術店「壺中居」の共同創業者で、中国陶磁器の美的価値を広めた美術商、広田不孤斎(本名・松繁、1897~1973年)の生涯を描く歴史小説。大正から昭和にかけての激動の時代を背景に、関東大震災や戦火などの災禍を乗り越え、伝説的な美術商となった広田とその盟友たちの波乱万丈の人生が、時代を行き来しながら紡がれていく。

澤田さんは、「新聞連載を書くときは、いつも楽しみながら1話ごとの山場を作っています」と語る。また、「挿絵が付くことで、自分が思いもしなかった新しい表現の窓が開けてくるのも魅力」と、連載小説ならではの醍醐味を語っている。

今年は昭和100年という節目の年。澤田さんは「近いようで遠くも感じる昭和という時代を改めて考え直すような作品にできれば」と意気込みを語っており、読者の期待も高まっている。

挿絵は画家の大前純史さんが担当。文章と絵が織りなす世界観にも注目だ。1977年京都府生まれの澤田さんは、デビュー作『孤鷹の天』で中山義秀文学賞を受賞。その後も『満つる月の如し 仏師・定朝』『若冲』『星落ちて、なお』など、数々の話題作を世に送り出してきた。

歴史に彩られた人物の生涯を、澤田瞳子さん独特の筆致で描く「暁を踏む馬」。4月1日からの連載開始が今から待ち遠しい。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001894.000022608.html