新宿・歌舞伎町のアートスペース「デカメロン」で、驚くべき才能を持つ1歳児アーティスト、Thumbelina（トゥンベリーナ）の初個展「Thumbelina」が開催される。2025年3月28日から5月11日まで行われるこの展覧会は、アートの世界に新たな風を吹き込むことが期待されている。

Thumbelinaは2023年生まれの1歳児だが、その作品は既に多くの人々の注目を集めている。直感的な色使いと自由なストロークが特徴的なペインティング作品は、人間の原初的な創造力を感じさせると同時に、驚くべき個性を放っている。本展では、Thumbelinaが人生で最初に描いた作品群が展示される。

新ディレクターとして迎えられたアーティストの磯村暖氏は、「Thumbelinaの表現が、この不確かな世界に光をもたらしうるものとして受け入れられ、共有されていくことを願います」と語る。また、磯村氏が制作した絵本『Thumbelina』の展示も同時に行われる。

「デカメロン」は、2階がアートスペース、1階がバースペースという独特の構造を持つ。この空間では、アート関係者から歌舞伎町の住人まで、様々な背景を持つ人々が交流し、予期せぬ出会いが生まれている。Thumbelinaの誕生もまた、このような特殊な交差点で起こった奇跡的な出来事の一つだという。

本展は、Thumbelinaのフレッシュな才能と原初的な創造性を紹介するだけでなく、「デカメロン」がこれまで築いてきた文化的役割を祝福し、新たな時代への門出を飾るものとなる。アートファンはもちろん、創造性や人間の可能性に興味がある人にとって、見逃せない展覧会となりそうだ。

会期中は月曜日を除く毎日20:00から29:00まで開場している。入場は無料で、予約不要。アートの新たな地平を切り開く1歳児の才能に、ぜひ触れてみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000042926.html