天文教育普及賞受賞の星つむぎの村、水戸で無料プラネタリウム開催!誰もが星空を楽しめる特別イベント


星空を通じて人々をつなぐ活動を行う一般社団法人星つむぎの村が、日本天文学会の天文教育普及賞を受賞した。これを記念して、2025年3月19日に水戸市で特別な出張プラネタリウムイベントを開催する。
「みんなで一緒に星を見よう~天文教育普及賞受賞記念出張プラネタリウムin水戸~」と題されたこのイベントは、ユードムアリーナ(水戸市M-Spo内)で行われる。直径7メートルの大型ドームを使用し、障害の有無に関わらず誰もが星空を楽しめる環境を提供する。
星つむぎの村は「インクルーシブな社会を目指す天文教育普及活動」が評価され、今回の受賞となった。授賞理由には「天文教育普及の新しいあり方、天文学と社会の関係の新しいあり方を示す先進例」と記されている。
イベントは午前11時から午後2時30分まで行われ、30分のフルバージョンと15分のショートバージョンを合わせて6回のプラネタリウム上映が予定されている。対象は天文学会参加者、地域の障害児者、医療的ケア児者、一般市民など幅広い。観覧は無料だが、事前申し込みが推奨されている。
星つむぎの村の代表理事である跡部浩一氏と高橋真理子氏は、「星空は誰の上にも広がっている」というコンセプトを掲げ、病気や障害の有無に関わらず、すべての人々に星空の魅力を伝える活動を展開してきた。
2024年度の実績では、病院や障害者施設、学校、イベントなどで170件以上のプラネタリウム上映を行っている。また、インターネットを通じたライブ配信「フライングプラネタリウム」も41回実施し、より多くの人々に星空体験を提供している。
今回の水戸でのイベントは、星つむぎの村の理念を体現する特別な機会となる。プラネタリウムを通じて、参加者全員が宇宙の壮大さと地球上で共に生きる奇跡を感じられることだろう。天文学の魅力を広く伝えるこの取り組みが、インクルーシブな社会づくりにどのように貢献するか、注目が集まっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000057689.html