魚のウロコの美しさに迫る!四国水族館で「さかなかるた展」開催、60種類の魚を大迫力で展示


四国水族館が2025年3月20日から6月29日まで、「さかなかるた展」を開催する。この展示会では、魚の表皮を特殊な印刷技術で再現した「さかなかるた」を約4倍に拡大し、60種類の魚を紹介する。
「さかなかるた」は、魚の表皮の模様や色だけでどの魚かを当てるかるたゲームだ。今回の展示では、このかるたをA3サイズに拡大して館内各所に展示する。魚のキラキラ感や色彩を特殊な印刷技術で再現しており、まるで本物の魚を触っているような質感を楽しむことができる。
四国水族館は、瀬戸内国際芸術祭が開催される香川県にある水族館として、生きものたちをアートという視点から紹介したいという思いから、この企画を立ち上げた。鑑賞者は、鱗の色や形、その機能美にも思いを巡らせながら、魚の世界の奥深さを体感できるだろう。
「さかなかるた」を制作したGAMOTTO Lab.は、渋谷に拠点を置く株式会社千葉印刷が運営するブランドだ。「印刷がもっと楽しくなったら」をモットーに、生活を豊かにする商品を提供している。この「さかなかるた」は、東京ビジネスデザインアワード最優秀賞やGOOD DESIGN AWARD BEST100など、数々の賞を受賞している。
展示会場となる四国水族館は、2020年にオープンした比較的新しい水族館だ。「四国水景」をテーマに約400種の生きものを展示しており、四国の文化や人々の営みも水槽内で表現している。瀬戸大橋のたもとに位置し、四国の玄関口として親しまれている。
「さかなかるた展」は、魚の美しさを新たな角度から楽しめる貴重な機会となりそうだ。水族館での生きた魚の観察と合わせて、印刷技術の粋を集めた「さかなかるた」の展示を楽しむことで、魚の世界への理解がさらに深まることだろう。
なお、「さかなかるた」は水族館内のショップでも購入可能だ。24枚組の「さかなかるた」や「さかなかるた 淡水魚」、さらに「さかなかるたプラス」シリーズなど、様々な種類が用意されている。
四国水族館への入館料は、大人2,400円(2025年4月1日より2,600円)、小中学生1,300円(同1,400円)、幼児600円(同700円)となっている。JR宇多津駅から徒歩約12分、または坂出ICから車で約10分でアクセスできる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000119.000098767.html