人気声優とオペラ歌手のコラボレーションが再び実現する。声優・野村道子氏がプロデュースする「朗読歌劇シリーズ」の第4弾、「マダム・バタフライ～ある晴れた日に～」が2025年5月3日と4日に横浜市磯子区民文化センター杉田劇場で上演される。

本作は、プッチーニの名作オペラ「蝶々夫人」を原作に、演出・脚本の吉田知明氏が新たな視点で描き直したものだ。2021年の初演から4年を経て、新キャストを迎えての再演となる。

今回の公演では、声優陣に瀬戸麻沙美、内田夕夜、井上和彦、中尾隆聖、小宮和枝といった豪華メンバーが名を連ねる。瀬戸麻沙美は「呪術廻戦」の釘崎野薔薇役、内田夕夜は「FINAL FANTASY XVI」のクライヴ役など、それぞれが人気作品で知られる実力派だ。

オペラ歌手には、蝶々夫人役の文屋小百合、ピンカートン役の岡坂弘毅が抜擢された。文屋は第三回東京音楽コンクール第一位の実力者、岡坂は藤原歌劇団正団員として活躍中の実力派テノールだ。

声優の朗読とオペラ歌手のアリアが織りなす独特の世界観は、従来のオペラファンはもちろん、アニメや声優ファンにも新鮮な感動を与えるに違いない。クラシックと現代カルチャーの融合が生み出す新たな舞台芸術の誕生に、期待が高まる。

公演は5月3日に昼夜2回、4日に昼の1回の計3回行われる。チケット情報や詳細は公式サイトで確認できる。声優ファン、オペラファン双方にとって見逃せない注目の舞台となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001244.000014302.html