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カリモク家具、ミラノデザインウィーク2025で世界に向けて日本の木工技術を発信

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報道発表
プレスリリースより

カリモク家具株式会社が、2025年4月に開催される「ミラノデザインウィーク2025」に参加することが発表された。同社は、欧州をはじめとする世界市場でのブランド認知度向上と、マーケット拡大を目指し、ミラノ市内の3カ所で展示を行う。

注目すべきは、Karimoku Caseブランドによる本会場での展示「A Sense of Serenity」だ。ここでは、ブランドを代表するプロダクトを用いて、落ち着きと安らぎを感じさせる空間を演出。ミッドセンチュリーへのオマージュを込めたインテリアデザインで、隠れ家のような雰囲気を醸し出す。

また、Karimoku New StandardとMASブランドは、「Capsule Plaza」に共同出展。日本の伝統美と現代デザインが交錯する空間を創出し、特別な張地を施したソファや新作プロトタイプを披露する。さらに、都市と自然の共生をテーマにしたビデオインスタレーション「City Plants」も上映される。

さらに注目を集めているのが、スイスの名門校ECAL(ローザンヌ芸術デザイン大学)との産学共同展示だ。ここでは、2025年の大阪・関西万博スイスパビリオンのためにデザインされた「HUG Chair」が展示される。このチェアは、カリモク家具の精緻な技術とECALの学生たちの斬新な発想が融合した、まさに日本とスイスのクラフトマンシップの結晶と言える。

カリモク家具は、1940年に創業以来、「ハイテク&ハイタッチ」という製造コンセプトを掲げ、高度な機械技術と職人の技を融合させてきた。今回のミラノデザインウィークへの参加は、日本を代表する木製家具メーカーとしての技術力と、国内外のデザイナーとのコラボレーションによる魅力を世界に向けて発信する絶好の機会となるだろう。

ミラノデザインウィーク2025は、4月7日から13日まで開催される。カリモク家具の展示を通じて、日本の木工技術の粋と、サステナブルな未来へ向けた取り組みを体感できる貴重な機会となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000013161.html