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東京オフィス事情2025:若手人材を引き付ける"採用に強い"エリア・ビルランキング発表

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報道発表
東京都内の採用に強いオフィスエリア・ビル(プレスリリースより)

東京のオフィス市場が大きく変化している。特に若手人材の採用において、オフィスの立地や環境が重要な要素となっているのだ。不動産仲介業者50名を対象に行われた最新の調査結果から、2025年に向けて注目すべき「採用に強いオフィスエリア・ビル」が明らかになった。

エリアランキングでは、港区が1位に輝いた。「グローバル×洗練」をキーワードに、虎ノ門ヒルズや麻布台ヒルズなどの再開発地域が、国際色豊かな環境を求める若手人材から高い支持を得ている。2位には千代田区が続き、丸の内を中心とした「日本のビジネスの中心地」としての信頼感が、依然として強いブランド力を持っていることが分かった。

一方、ビルランキングでは、2023年に完成した「麻布台ヒルズ森JPタワー」が堂々の1位を獲得。日本一の高さを誇る超高層ビルという圧倒的な存在感が、若手人材の心を掴んでいる。「日本一のビルで働いている」という特別感が、学生の記憶に強く残るという声が多く聞かれた。

2位には「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」がランクイン。駅と一体化した斬新な設計や、ビル内に併設された複合クリエイティブ施設「TOKYO NODE」が、次世代のオフィスライフを体現していると高く評価された。

この調査結果から見えてくるのは、若手採用における「立地・交通利便性・建物イメージ」の重要性だ。単なるワークスペースを超えて、企業の先進性や成長性を体現する「象徴」としてのオフィスの役割が、ますます大きくなっていることが窺える。

採用市場の競争が激化する中、オフィス選びは企業ブランディングの重要な一環となっている。今回のランキングは、企業が若手人材を引き付けるための新たなオフィス戦略を考える上で、貴重な指針となりそうだ。

なお、本調査を実施したのは「東京オフィスチェック」を運営するプロパティデザイン株式会社。同社では、企業のオフィス移転に関する無料相談も受け付けており、レイアウト設計や移転コストの試算など、幅広いサポートを提供している。オフィス移転を検討中の企業にとっては、専門家のアドバイスを得られる貴重な機会となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000157016.html