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大阪・生野区の技術結集!金属製提灯「提ZINE」が万博で輝く

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報道発表
提ZINE完成予想図 空間デザイン:株式会社木村工務店(プレスリリースより)

大阪・生野区の7つの企業が力を合わせ、革新的な金属製提灯「提ZINE」を制作した。この独創的な作品は、2025年5月9日から11日に開催される大阪・関西万博の大阪ウィーク「みなはれゾーン」で展示される予定だ。

「提ZINE」は、生野区のシンボルである「あじさい」をモチーフにした祭の提灯で、花びらには地元の高度なものづくり技術が活かされている。ZINEの多彩な表現を通じて、伝統と革新が共存する生野区のクリエイティビティを視覚化する試みだ。

このプロジェクトは、生野区の有志企業が自己負担で参加し、仕事終わりに区役所に集まって夜な夜な打ち合わせを重ねて進められてきた。参加企業には、アルマイト加工の有限会社電研、板金加工の株式会社現代工業、水圧転写・塗装・UV印刷のBIG ONES、金型製作の株式会社山岡金型製作所、へら絞り加工の松井製作所、建築設計の株式会社木村工務店、電気工事のあいデンキが名を連ねている。

「提ZINE」は単なる展示品ではない。生野区のクリエイティビティの象徴であり、未来に続くまちづくりのプロローグとして位置付けられている。このプロジェクトを通じて、「技術はまちを照らす」というメッセージを多くの人々に伝えることを目指している。

プロジェクトリーダーを務める有限会社電研は、65年の歴史を持つアルミ表面処理の専門企業だ。世界初のクロムフリー電解研磨技術の開発や、ジュラルミンへの不純物が出ないアルマイト処理の開発など、革新的な技術で業界をリードしている。

大阪・関西万博での「提ZINE」の展示は、生野区の技術力と創造性を世界に向けて発信する絶好の機会となるだろう。地域の誇りと技術の結晶である「提ZINE」が、万博会場で輝く日が待ち遠しい。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000158490.html