バーチャルシンガー初音ミクたちのイベント「マジカルミライ2025」の楽曲コンテスト結果が発表された。グランプリに輝いたのは、加賀(ネギシャワーP)さんの『ストリートライト』だ。この楽曲は、初音ミク、鏡音リン、鏡音レン、巡音ルカ、KAITO、MEIKOの6人全員が歌唱するという特徴的な作品となっている。

「マジカルミライ」は、初音ミクたちの3DCGライブと創作体験ができる企画展を併せて開催する人気イベントだ。2013年から毎年開催され、2025年で13回目を迎える。2025年は「星河一天」をテーマに、仙台、大阪、東京の3都市で開催される予定だ。

グランプリを受賞した加賀さんは、「ミクさん、レンさん、リンさん、ルカさん、MEIKOさん、KAITOさんの全員の歌声の魅力を、今回の楽曲で存分に響かすことができたと自負しております」とコメントしている。この『ストリートライト』は、8月に開催される「マジカルミライ2025」のライブステージで披露されることが決定した。

また、準グランプリには5作品が選ばれた。『アリフレーション』（雨良 Amala）、『インフォーマルダイブ』（99piano）、『ハロー、フェルミ。』（ど～ぱみん）、『パレードレコード』（きさら）、『ロンリーラン』（海風太陽）だ。これらの楽曲は、今後開催されるプログラミング・コンテストの課題曲としても採用される。

「マジカルミライ」は単なるライブイベントではなく、クリエイターの活躍の場としても機能している。楽曲コンテストは2017年から実施されており、毎年新たな才能を発掘し続けている。今回のコンテストもピアプロというコンテンツ投稿サイト上で行われ、多くのクリエイターが参加した。

バーチャルシンガーを通じて繋がるクリエイターたちの熱意と才能が、また一つ新しい形となって結実した。「マジカルミライ2025」の開催が待ち遠しくなる結果発表となった。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000480.000052709.html