仙台駅の小さな酒蔵が挑戦!「発酵の鼓動」を閉じ込めたスパークリング日本酒が誕生


仙台駅構内にある日本一小さな酒蔵、SENDAI STATION BREWERY Fermenteria(ファーメンテリア)が、初のボトル入り商品「Fermenteria 瓶内二次発酵 Sparkling」を2025年4月14日から販売開始する。これまで「造りたて」の感動を提供してきた同蔵が、遠方の顧客にも味わってもらえるよう開発した渾身の一品だ。
この商品の特徴は、発酵過程で生成される天然の炭酸ガスを閉じ込めた瓶内二次発酵方式を採用していることだ。店頭で提供される「生」の味わいとはまた一味違う、芳醇な香りときめ細やかな泡立ちが楽しめるという。原料には宮城県産ひとめぼれを使用し、精米歩合60%、アルコール度数5%に仕上げている。
Fermenteriaは2024年夏に酒類製造免許を取得し、仙台駅構内で酒造りを始めた新進気鋭の蔵元だ。従来の酒蔵とは異なり、駅構内の一角に8Lのプチタンクを並べ、毎日仕込みを行っている。看板商品「サケベイビー」は、タンク内で発酵中の吟醸もろみの味わいにインスピレーションを得て誕生した。
代表取締役の伊澤優花氏は、「感動があるかないか」を商品開発の最重要基準としており、今回の新商品も幾度もの試行錯誤を経て完成させたという。「和魂多様才」の精神を掲げる同社は、日本の発酵技術を最大限に活かしつつ、ジャンルや国境を超えた探求を続けている。
「Fermenteria 瓶内二次発酵 Sparkling」は、375mlのシャンパンボトルに詰められ、税込2,700円で販売される。Fermenteriaの店頭(仙台駅1階)、公式オンラインショップ、一部都内の酒販店で購入可能だ。日本酒ファンはもちろん、新しい味わいに挑戦したい方にもおすすめの一本となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000135255.html