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不登校経験者の心の声が響く!「不登校川柳」大賞作品に込められた成長と希望

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川柳・俳句・短歌・詩
川柳
報道発表
プレスリリースより

ウェブメディア「不登校オンライン」が実施した「大募集!みんなの不登校川柳」で、不登校経験者たちの心の声が五・七・五に込められた。390句の応募の中から、当事者・経験者による162句から選ばれた受賞作品が発表された。

大賞に輝いたのは「学校に 行かなくたって 成長中」(ペンネーム:アトランティスみゆう)。この一句には、不登校期間中も自分なりに知識を吸収し、確かに成長していたという実感が込められている。優秀賞の「正解が わからないのは 僕もだよ」(ペンネーム:しゃむさら)も、不登校者の心情を鋭く表現している。

佳作には「今何時? まだ夕方か いや朝だ」「動画見て 豆知識だけは 増えていき」「晴れの日も 布団の中で 雨を聴く」など、不登校生活の日常や心境を巧みに詠んだ作品が並んだ。これらの川柳からは、当時は言葉にできなかった複雑な思いや、社会からの距離感、そして自分自身との葛藤が垣間見える。

「不登校オンライン」編集部は、これらの川柳に「誰にも言えなかった気持ち」や「うまく言葉にならなかった想い」が詰まっていると評価。不登校であったことは"間違い"ではなく、その人の人生の一部として確かな意味を持っていると強調している。

この企画は、不登校経験者が自身の経験を振り返り、現在不登校で悩む人々に「自分だけじゃない」と感じてもらうきっかけとなることを目指している。「不登校オンライン」は、こうした取り組みを通じて、不登校に関する理解を深め、当事者や家族を支援する活動を続けている。

株式会社キズキが運営する「不登校オンライン」は、不登校児童の保護者向けのメディアとして、体験談や専門家の意見、学習方法など、幅広い情報を提供。「地に足のついた確かな情報」で悩める人々に寄り添い、次の一歩を踏み出すサポートを行っている。

不登校の問題は依然として社会的な課題であり続けているが、このような取り組みを通じて、当事者の声に耳を傾け、理解を深めていくことが重要だ。「不登校川柳」は、その一助となる貴重な表現の場を提供している。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000113.000041906.html