都会の屋上に自然の恵み!世田谷区に誕生する「ART FARM IKEJIRI」が都市農業の新たな形を提案


東京都世田谷区の旧池尻中学校跡地を活用した複合施設「HOME/WORK VILLAGE」の屋上に、新しいサードプレイスが誕生する。The Art Farm 合同会社が手がける「ART FARM IKEJIRI」は、都市生活者に農的ライフスタイルを提供する画期的なプロジェクトだ。
2025年7月のグランドオープンを目指し、現在クラウドファンディングを通じてクリエイティブメンバーを募集中。この施設は、単なる農園ではなく、人と自然がつながる多様な体験を提供する場所となる。
「ART FARM IKEJIRI」の特徴は、従来の「区割型」菜園とは一線を画す「シェア型」の運営方式だ。プロのガーデナーと参加メンバーが協力して農園全体を管理し、収穫物は公平に分配される。これにより、初心者や忙しい都市生活者でも気軽に参加できる仕組みを実現している。
施設内には、野菜や果物、ハーブを育てるSHARE FARM、ワイン用ぶどうを栽培するVINEYARD、各種ワークショップを開催するスペースなどが設けられる。さらに、マルシェやイベントの開催、コンポスト発電の実験、Farm to Tableの実践など、多彩なプログラムが予定されている。
運営を担うThe Art Farm 合同会社の代表社員、石田紀佳氏は植物文化研究家としても知られる人物。また、「Tokyo Urban Farming」発起人の近藤ヒデノリ氏もサポーターとして参画しており、豊富な知見と経験を活かした運営が期待される。
「ART FARM IKEJIRI」は、都市のビルの屋上や廃校を活用した屋上シェア型ファームのモデルケースとなることを目指している。この革新的なプロジェクトは、都市農業の新たな可能性を切り開き、持続可能な都市生活の実現に一石を投じるものとして注目を集めている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000161276.html