店舗事業者向けの集客・採用支援サービスを提供する株式会社カンリーが、「ジャパン・レジリエンス・アワード（強靭化大賞）2025」において、同社の『カンリー福利厚生』サービスで優良賞を受賞した。このアワードは、国土強靱化推進本部の枠組みのもと、強靭な社会づくりに貢献する取り組みを顕彰する制度だ。

『カンリー福利厚生』は、正社員だけでなくアルバイトやパートタイム労働者にも等しく福利厚生を提供するサービスで、同一労働同一賃金の推進に寄与するとして高く評価された。特筆すべきは、福利厚生サービスとしての受賞が本アワード初という点だ。

このサービスは、経済的格差の是正による"人的災害"の防止という社会的意義が認められた。全ての就業者に平等な福利厚生を提供することで、賃金格差による社会的分断や不安定さ、さらには違法行為への流入といったリスクを抑止する効果が期待されている。

実際の導入事例として、タリーズコーヒージャパン株式会社での成果が挙げられる。従来は正社員限定だった自社割引サービスが、アプリ化によりアルバイト・パートにも拡大。その結果、半年で利用回数が約300回から20,000回以上に急増し、売上も約67倍に伸長した。

『カンリー福利厚生』は、全国110,000店舗以上の地図データと連携し、スマートフォンアプリを通じて簡単に利用できる。現在地から使える割引優待検索や不正利用防止機能など、従業員満足度の向上だけでなく、企業の集客や売上向上、ブランディング強化にも貢献する。

株式会社カンリーは「店舗経営を支える、世界的なインフラを創る」をミッションに掲げ、店舗アカウント管理SaaS『カンリー店舗集客』や『カンリーAI面接』なども展開している。今回の受賞を機に、同社の革新的なサービスがさらに注目を集めることが予想される。

働き方の多様化が進む現代社会において、『カンリー福利厚生』のような取り組みは、雇用形態に関わらず全ての労働者の生活の質を向上させ、社会全体の強靭化に貢献する可能性を秘めている。今後の展開が期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000354.000037205.html