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「文学フリマに出たものの全然売れなかった!」在庫を減らすために今できること コミティアは小説もOK! 公募に出せば夢広がる!?

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文学フリマ以外の即売会に出てみる

3つめは、文学フリマ以外のイベントへの参加です。同じような一次創作系の即売会であっても、意外と足を運ぶ人が違ったりするものです。文学フリマに出ているだけでは出会えない人たちに、あなたの作品を読んでもらえるかもしれませんよ。

コミティアは漫画だけじゃない

一次創作限定の即売会として最も有名なのは、コミティアというイベントです。イベントの説明書きに「自主制作漫画誌展示即売会」とありますが、オリジナル小説でのサークル参加もOKなんですよ。会場は東京ビッグサイトで約3500~5000の出展があるそう。1回あたりの総来場者は約15000人~25000人と、非常に大きなイベントで、文学フリマ同様、関西(大阪・京都)や仙台など地方でも開催されています。

また、BLで創作活動をしている人には、創作JUNE系同人誌即売会「J.GARDEN」というイベントもおすすめ。ほかにも、「もじのイチ~みんなの創作文芸同人誌即売会~」というイベントが、2024年1月から始まったそう。3回目は、2026年1月12日に東京都立産業貿易センター浜松町館での開催が決定しています。参加してみたいと思った人はぜひチェックしてみてくださいね。
 

手直しして公募に出してみる

4つめとしてご紹介するのは、同人誌に収録した作品で公募に挑戦するという方法。こちらは、文学フリマでできた在庫を減らすことにはつながりませんが、あなたの作品に触れてもらう人を増やすという意味で最後に挙げてみました。

ジャンル不問やテーマ自由、字数自由の公募に絞ってそのまま応募するのもよいですが、テーマが決まっていたり、ジャンル指定の公募に既作を調整して出すのもアリ。応募要項に当てはまるようにリメイクすることで、さらなるアイデアが降ってきたり、思わぬ形で作品がブラッシュアップされたりすることも……?

また、ジャンルによっては、少ないですが同人誌のままで応募できる公募もあります。一方で、同人誌で発表したものはNGというコンテストもありますので、応募要項は隅々までよく読んでから応募してくださいね。


文学フリマ以外にもさまざまな方法で作品を発表することで、思わぬ出会いがあったり、喜びにつながったりすることがあるかもしれません。「旅行がてら、さっそく次の文学フリマへ申し込み!」といきたいけれどもなかなか難しい……という人は、ぜひお試しあれ!