ピッコマノベルズ大賞、2000万円の賞金総額で才能発掘!SMARTOONへの道も


電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」が主催する「第2回ピッコマノベルズ大賞」の受賞作品が発表された。賞金総額2000万円という大規模なコンテストで、プロ・アマ問わず参加可能な点が特徴だ。今回は「SMARTOON化を狙った未完の作品」をテーマに募集が行われ、多様なジャンルから意欲的な作品が集まった。
年間最優秀賞に輝いたのは、台東クロウ氏の『兇手一族の末息子は五大魔王の力を宿して回帰する』。年間優秀賞には雪音きゆ氏の『バツイチ公女の婚姻政策~元夫を見返すために最強の政略結婚をいたします~』と茜たま氏の『さよなら浮気な婚約者様、次のゲームで幸せになります』が選ばれた。さらに4作品が佳作として表彰されている。
受賞作家たちは、読者への感謝の言葉とともに、今後の意気込みを語っている。台東クロウ氏は「主人公グレンの物語はまだまだ続いてまいります」と述べ、読者の期待に応える決意を示した。
ピッコマノベルズ大賞の特徴として、1次審査を通過した作品は「ピッコマ」での連載が確約される点が挙げられる。さらに、好評を博した作品はSMARTOON化が検討されるため、作家にとっては大きなチャンスとなっている。
また、結果発表を記念して、4月30日から5月6日までの期間限定で、ピッコマノベルズ全作品の20話までが無料で読めるキャンペーンも実施される。これは新たな才能の発掘と、読者層の拡大を狙った施策と言えるだろう。
ピッコマは今後も第3回ピッコマノベルズ大賞を開催予定で、5月7日まで第2シーズンの作品を募集中だ。電子書籍市場の拡大とともに、こうしたコンテストがさらなる才能の発掘と、新しい物語の創出につながることが期待される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000701.000003707.html