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【単行本レーベル編】ライトノベルのレーベルって何? 代表的なレーベルの特徴とそこからデビューする方法を解説! 

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ライトノベル
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100を優に超えるライトノベルのレーベル。前回の記事では、その中から代表的な文庫レーベルをピックアップし、特徴やデビュー方法についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

【文庫レーベル編】ライトノベルのレーベルとは? 各レーベルの特徴とそこからデビューする方法について解説!

今回は後編として、単行本レーベルをご紹介! 各レーベルの特徴や有名作品、そこからデビューする方法について解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

ライトノベルのレーベルとは?

おさらいとして改めて解説すると、ライトノベルにおけるレーベルとはブランドのことです。『KADOKAWA』でいうところの『電撃文庫』『スニーカー文庫』『カドカワBOOKS』などがレーベルにあたります。

このように多くの出版社は複数のレーベルを持っており、ジャンルや推定読者ごとに作品をわけて販売することで、読者や作家志望者が選びやすいよう、「このレーベルはこういう作風が得意」とアピールしています。

代表的な単行本レーベル一覧! 有名作品とデビュー方法もご紹介

現在、ライトノベルは文庫本と単行本の2種類が流通しています。このうち、単行本はB6判、または四六判というサイズで、文庫本よりも一回り大きいです。価格も1,400円前後と倍近く高いですが、その分、文字が大きめで読みやすく、ページいっぱいにイラストが印刷されるため挿絵も細部までじっくり楽しめます。

『小説家になろう』や『カクヨム』などWEB出身の作品は、文庫で販売されるケースもありますが、単行本の形式で販売されることが多め。一方で新人賞受賞作など、WEBを挟んでいない作品は基本的に文庫本として販売されるため、単行本で売られているライトノベルはそのほとんどがWEB発祥の作品であると考えて差し支えありません。

ここからはそんな単行本を扱っている代表的なライトノベルレーベルをご紹介します。特徴や有名作品、そのレーベルからデビューする方法についても解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

カドカワBOOKS(KADOKAWA)

2015年10月に創刊されたKADOKAWAのライトノベルレーベル。単行本レーベルの中ではトップクラスの売上を誇っており、作品が刊行された週は各所の週間売上ランキングなどでよく上位を独占しています。メディアミックスにも強く、コミカライズ・アニメ化作品も豊富。文庫でいうところの電撃文庫のようなポジションにあるレーベルです。

『小説家になろう』や『カクヨム』などで人気を集めている作品――いわゆる高ポイント作品の中から、オリジナリティに富んだ作品を厳選して書籍化している印象で、どの作品もクオリティが非常に高いです。「WEB小説は好きだけど、最近の流行はあまり」という方も楽しめること間違いありません。

有名作品

  • デスマーチからはじまる異世界狂想曲/愛七ひろ
  • 痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。/夕蜜柑
  • 聖女の魔力は万能です/橘由華
  • サイレント・ウィッチ/依空まつり
  • 父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。/松浦

このレーベルからデビューするには?

カドカワBOOKSは『カクヨム』にて不定期にコンテストを開催しており、現在は『カドカワBOOKS10周年記念長編コンテスト』を実施しています。受賞作品は書籍化されますので、こちらで受賞を目指すのがいいでしょう。もしくはカクヨムで毎年開催されている『カクヨムコンテスト』にも例年参加しているので、応募して声が掛かるのを待つのも一つの手です。
また、公式サイトにて『書籍化立候補』という形で持ち込みも募集しているため、そちらに応募してみるのもおすすめですよ。