地域の幸せを追求!シティプロモーションアワード2024授賞式レポート


地域の魅力を発信し、住民の幸せにつながるシティプロモーションを表彰する「シティプロモーションアワード2024」の授賞式が4月25日に開催された。今回は全国から多数の応募があり、厳正な審査の結果、8つの自治体・団体が金賞を受賞。授賞式では受賞団体への表彰と取り組み発表が行われ、会場は熱気に包まれた。
金賞受賞団体の中でも特に注目を集めたのが、審査員特別賞を受賞した東京都町田市だ。市内外から選ばれ続けるまちを目指し、綿密な現状分析から実行に至るまで練り上げられた90ページ超の大作エントリー資料が高く評価された。
また、埼玉県狭山市は「LINK SAYAMA」と題し、職員ではなく「人」としてまちに関わり、つながる取り組みを展開。市民と職員の2方向で作成したカスタマージャーニーマップが秀逸だと評価を得た。
さらに、3X3KUKI実行委員会(埼玉県久喜市)は、3人制バスケットボール「3x3」の聖地化を目指す取り組みで受賞。子どもだけでなく指導者もターゲットとした活動が、地元プロチームへの応援につながる好循環を生み出している。
北海道芽室町からは手島旭町長自らが駆けつけ、「Sweet corn Dreams」と題した発表を行った。町民の思いが詰まった20年後の理想の町の姿を1枚の絵で表現するなど、ユニークな取り組みが注目を集めた。
授賞式後の取り組み発表では、各団体が工夫を凝らしたシティプロモーション戦略を披露。参加者は熱心に耳を傾け、質疑応答も活発に行われた。
なお、シティプロモーションアワード2025の開催も決定。8月上旬に詳細が発表される予定だ。自治体だけでなく市民団体も応募可能なこのアワードは、地域の魅力向上と住民の幸せにつながる取り組みを後押しする貴重な機会となっている。
シティプロモーションに関心のある方は、7月16日から18日に東京ビッグサイトで開催される「自治体総合フェア2025」にも注目だ。本アワード受賞団体とのコラボ企画も多数予定されており、最新のシティプロモーション事例を学べる絶好の機会となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000241.000078820.html