教育現場に革命を!全国の先生が考案したAI活用プロンプト大賞が決定


教育現場でのAI活用に新たな風が吹き込まれた。株式会社FCEが開催した「第一回 学校版プロンプト大賞」の受賞作品が発表され、全国の教育者たちが考案した革新的なAI活用法が明らかになった。
この大賞は、教育現場における生成AI活用の普及と教職員の働き方改革推進を目的に開催された。全国の小・中・高等学校の教職員から180を超えるプロンプト案が寄せられ、その中から優れた作品が選出された。
大賞に輝いたのは、大手前高松中学・高等学校の村山翔平先生による「教師の授業準備・学習支援・評価を効率化するオールインワンAIアシスタント」。このプロンプトは、授業計画案や導入アイデア、理解度チェックのためのクイズ問題など、授業に必要な7項目を一度に生成できる画期的なものだ。
優秀賞には、通知表所見のチェックを効率化するプロンプトや、部活動のメニュー作成を支援するプロンプトなど、日々の教育活動に直結する実用的なアイデアが選ばれた。これらの受賞作品は、FCEプロンプトゲート アカデミックで公開され、全国の教員が活用できるようになる。
また、この大賞に関連して、優秀賞を受賞した大手前高松中学・高等学校の合田意先生による無料ウェビナー「生成AI導入のリアルとは?DXハイスクール校が実践する働き方改革事例」の開催も予定されている。5月15日と27日に行われるこのセミナーでは、学校現場での生成AI活用の実例や効果が紹介される。
教育現場でのAI活用はまだ普及途上だが、このような取り組みを通じて、教職員の業務効率化や教育の質向上が期待される。AIを味方につけた新しい教育のあり方が、今まさに形作られつつあるのだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000313.000029370.html