夢のホールをイラストで描こう!神奈川県が新県民ホールのアイデアコンテストを開催
神奈川県が、県民の声を反映した新しい県民ホールの建設に向けて、ユニークな取り組みを始めた。「みんなでつくる県民ホールアイデアコンテスト」と題されたこの企画は、県民の創造力を活かし、次世代の文化施設づくりに参加できる画期的な機会となっている。
コンテストの募集テーマは「新しい県民ホールでやりたいこと」や「こんな機能があると利用しやすい」など。参加者は自由な発想で、新しい県民ホールへの期待や夢をイラストで表現する。A4用紙1枚に描かれたイラストと200文字程度の説明文が募集内容だ。手書きやPCでの作成、使用する画材は問わないため、誰でも気軽に参加できるのが特徴だ。
募集期間は令和7年7月14日から9月13日まで。年齢や国籍、プロ・アマチュアを問わず、1人3点まで応募可能。電子申請フォームを通じて、イラストのデータと説明文を提出する仕組みになっている。
注目すべきは、このコンテストが単なる企画に留まらない点だ。入選作品3点には「ファンタスティック・ガラコンサート2025」のペアチケットが贈呈される。さらに、応募されたアイデアは「神奈川県立県民ホール本館再整備基本構想策定委員会」に報告され、実際の設計に反映される可能性がある。また、すべての応募イラストを使ったプロモーション動画の制作も予定されており、参加者の想いが形になって広く共有される。
この取り組みは、文化施設の在り方を考え直す良い機会となりそうだ。県民の声を直接聞くことで、より使いやすく、愛される県民ホールの誕生が期待される。芸術や文化に関心のある方はもちろん、地域づくりに興味がある方も、ぜひこの機会に自分のアイデアを形にしてみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001056.000108051.html