カンヌ映画祭で日本発の"コンテンツ叙勲"!CANNES GALA 2025が映画130周年を祝う


映画誕生130周年を迎える2025年、フランス・カンヌで開催される国際社交セレモニー「CANNES GALA 2025」が、コンテンツ産業に新たな風を吹き込む。国際映画スタジオNOMAが主催するこのイベントは、カンヌ映画祭の公式マーケット「Marché du Film」および先端テクノロジー部門「CANNES NEXT」と連携し、5月18日に開催される。
注目すべきは、このガラで授与される「Preuve du Dō(道の証)」だ。音楽、アニメーション、宇宙開発、ファッション、テクノロジーなど、幅広い分野で未来のコンテンツ産業に希望を与えた個人や団体に贈られるこの称号は、単なる表彰を超えた"コンテンツ叙勲"として位置付けられている。日本語の「道(Dō)」に由来するその名の通り、名声よりも精神性や継続的な実践に重きを置く哲学が込められているのが特徴だ。
セレモニーでは、能楽師による演目「夕顔」と華道家による空間演出が共演し、伝統と革新が融合した芸術空間を創出。さらに、次世代アーティスト支援を目的としたチャリティオークションも新たに実施される。
今回、新ディレクターとして就任した映画監督の西原一平氏は、映像表現とテクノロジーの融合を得意とする視点から、セレモニー全体に新たな芸術性と未来性をもたらすことが期待されている。
「誠実に高貴に(Honest and Noble)」をテーマに掲げるCANNES GALAは、単なる社交イベントを超え、次の100年のコンテンツ産業を支える世界各国のキーパーソンを讃える特別な場となる。約150名の招待者が集うこの舞台から、文化の未来がどのように描かれていくのか、世界中が注目している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000087572.html