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「うごく美術館」で街を彩る!障がい者アートが建設現場を変える新プロジェクト

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報道発表
2025年5月13日贈呈式の模様(プレスリリースより)

建設機械・産業機械の総合レンタル業を展開する株式会社レント(静岡市)が、障がい者支援の新たな取り組み「うごく美術館プロジェクト」を始動させた。このプロジェクトは、障がいのある方々が制作したアート作品「スマイルあーと」をレンタル車両や重機に貼り付け、街の景色を彩るというユニークな試みだ。

同社の創業40周年を記念して、2人のアーティストによる特別な作品が制作され、2025年5月に贈呈式が行われた。この式典では、アーティストたちが作品に込めた思いや解説を語り、「スマイルあーと」の認知度向上を通じて、誰もが笑顔で暮らせる社会の実現を目指すビジョンが共有された。

「うごく美術館プロジェクト」の核心は、2025年6月から開始される革新的な取り組みだ。レンタル車両や重機に「スマイルあーと」のマグネットステッカーを貼付し、工事現場や工場など、街のあちこちで個性豊かなアートが目を引くようになる。このプロジェクトには、アーティストの創作の喜びと、作品を目にする人々の感動を融合させ、障がいのある方々と社会のつながりを深める狙いがある。

さらに、このプロジェクトには社会貢献の側面も組み込まれている。ステッカー付きの機械をレンタルする際、1枚あたり1日20~30円の付帯レンタル料が発生し、その40%がアーティストへの寄付として活用される。これにより、障がいのある方々の具体的な自立支援につながることが期待されている。

株式会社レントは、この革新的な取り組みを通じて、環境・安全・効率を重視したレンタルサービスの提供と、社会的価値の創出を同時に実現しようとしている。建設現場や街の風景に彩りを添えながら、障がい者支援の新たな形を提示する「うごく美術館プロジェクト」。この取り組みが、多様性を認め合う社会づくりの一助となることが期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000148225.html