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ブルガリ、ヴェネチア・ビエンナーレと手を組む!世界最高峰の現代アート展で何が起こる?

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アート・絵画・工芸
絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
プレスリリースより

イタリアの高級ブランド、ブルガリが世界的に著名な現代アート展「ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展」との独占パートナーシップを発表した。2026年から2030年までの3回にわたり、ブルガリはこの権威ある美術展の主要なスポンサーとして関与することになる。

ヴェネチア・ビエンナーレは1895年に始まり、現代アートの最前線を探求する場として世界中のアーティストや美術愛好家を魅了してきた。参加国は1999年の59カ国から2024年には86カ国にまで増加し、その影響力は年々拡大している。

ブルガリ グループ CEOのジャン-クリストフ・ババン氏は、「ヴェネチア・ビエンナーレとのパートナーシップは、ブルガリの芸術的卓越性と創造的表現への永続的な献身を力強く再確認するものです」とコメント。ブルガリにとってヴェネチアは単なる美しい都市ではなく、文化の交差点として深い象徴的意味を持つ場所だという。

一方、ヴェネチア・ビエンナーレの会長ピエトランジェロ・ブッタフォーコ氏は、「2026年から国際美術展をその存在で照らすブルガリを歓迎します」と述べ、両者の協力関係に期待を寄せている。

ブルガリは2024年に「ブルガリ財団」を設立し、アートと文化遺産の保護にも力を入れている。今回のパートナーシップは、ブルガリがジュエリーブランドの枠を超え、文化の擁護者としての役割を強化する動きの一環とも言えるだろう。

2026年の第61回国際美術展のテーマは「In Minor Keys」。人生の微妙なリズムに焦点を当て、新たな知覚様式を探求するという。5月9日から11月22日まで、ヴェネチア市内の様々な場所で開催される予定だ。

ラグジュアリーとアートの融合は、近年ますます注目を集めているトレンド。ブルガリとヴェネチア・ビエンナーレの協力が、どのような化学反応を起こすのか。アート界だけでなく、ファッション業界からも熱い視線が注がれそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001652.000005631.html