京都の新たな芸術体験!目で触れる植物アートが駅前ホテルに登場


京都駅前のラグジュアリーホテル「THE THOUSAND KYOTO」で、注目の若手アーティスト・内野小春の個展「Stuffed Plants」が開催される。6月4日から29日まで、ホテル1階のアートギャラリーで無料で楽しめる本展覧会は、環境月間に合わせて企画された。
内野小春は、「目で触れる・身体の触覚」をテーマに、植物の形を用いて質感の表面性を描く気鋭の作家だ。本展では、壁から飛び出すような立体感ある「Pan mimiシリーズ」と、釉薬の滲みや結晶の煌めきが魅力の「Ceramicシリーズ」が展示される。
「Pan mimiシリーズ」は、油絵具の伸びやかな感覚と自然に包まれる感覚を表現。四隅に縫い付けられた「Pan mimi」と名付けられたクッションと針金により、鑑賞者好みの形に変形させることができる。一方「Ceramicシリーズ」は、高温で溶け合う釉薬のガラス質や鉄分が生み出す、植物を見るような有機的な質感が特徴だ。
6月21日には内野本人による展示解説も予定されており、アーティストの視点から作品の魅力を直接聞ける貴重な機会となっている。
この展覧会は、京都市立芸術大学との共催で実現。THE THOUSAND KYOTOは「サステナブル・コンフォート・ホテル」として、京都の文化・芸術活動を積極的に支援している。京阪グループの「BIOSTYLE PROJECT」の一環でもあり、SDGsの実現に寄与するライフスタイルの提案を目指している。
駅前という好立地で、最新のアートに触れられる機会。京都観光の合間に、あるいは日常の中で、新しい感覚を呼び覚ます体験をしてみてはいかがだろうか。植物の生命力を独自の視点で表現した内野小春の作品世界が、初夏の京都で待っている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000543.000083761.html