都会の喧騒の中に、自然とテクノロジーが見事に調和した空間が誕生した。阪急阪神不動産が2025年4月に開設予定の「ジオ ゲストサロン 新宿」は、従来のマンションギャラリーの概念を覆す、革新的な体験型施設だ。この斬新な空間を手掛けたのは、場のプロデュースカンパニーとして知られる環境計画研究所（カンケン）。彼らが創り出した世界観は、訪れる人々を未知の体験へと誘う。

サロンのコンセプトは「あなたの未来、〈ジオ〉とここから。」。この言葉通り、来場者は理想の暮らしを自ら描き出すことができる。エントランスに一歩足を踏み入れると、大型LEDビジョンが放つブランドメッセージが来場者を包み込む。木調の素材と曲線的なフォルムが醸し出す温もりは、都会の喧騒を忘れさせる。

サロン内で最も目を引くのは「ジオライブラリーフォレスト」だ。本物の植栽を贅沢に配置し、まるで森林浴をしているかのような没入感を演出。ここでは、透明ディスプレイを活用した映像演出も楽しめる。自然とデジタルの融合は、単なる見せ物ではない。環境に配慮した暮らしの提案であり、SDGsへの取り組みを体現している。

「ジオナレッジゾーン」では、さらに一歩進んだ体験が待っている。タッチ式4面サイネージと実際の植栽が融合し、五感を刺激する空間が広がる。ミストによる演出は、森の空気感を再現。視覚だけでなく、嗅覚や触覚まで働かせる没入型の体験は、従来のマンションギャラリーでは味わえないものだ。

プライバシーを重視したコンサルティングルームも見逃せない。ノイズを極力排除した空間で、じっくりと自分の暮らしを考えることができる。この静寂な空間こそ、喧騒の中にあって真の贅沢と言えるかもしれない。

カンケンの秋和悟之社長は「体験設計で豊かな時間をつくる」という理念を掲げている。この新しいマンションギャラリーは、まさにその理念を体現した空間と言えるだろう。都市生活と自然、テクノロジーと人間性。相反するものを巧みに融合させ、新しい暮らしの可能性を提示している。

「ジオ ゲストサロン 新宿」は、単なるマンションの販売施設ではない。それは、未来の暮らしを体感できる、都市の中のオアシスだ。この革新的な空間が、私たちの住まいに対する概念をどう変えていくのか。その答えを見つけるためにも、一度足を運んでみる価値は十分にありそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000130116.html