フランスの天才イラストレーター来日!活版印刷の魅力を体感できる貴重な機会


フランスの気鋭イラストレーター、ギャビー・バザンが来日する。在日フランス大使館とアンスティチュ・フランセ日本の招聘により実現したこの来日を記念し、2025年6月から10月にかけて、東京を中心に様々なイベントが開催される。
注目は、6月28日から10月19日まで市谷の杜 本と活字館で開催される企画展「ギャビー・バザン デザインのアトリエ 活版印刷」だ。バザンの作品世界を堪能できるこの展示は入場無料。印刷技術の歴史と魅力を探求するバザンの創作活動を間近で感じられる貴重な機会となるだろう。
さらに、バザン本人によるワークショップも複数企画されている。6月22日には横浜で「ステンシルでイラストを描こう!」、28日には市谷の杜 本と活字館で小学生向けのスペシャルワークショップが開催される。これらのイベントでは、バザンの指導のもと、参加者自身が作品制作を体験できる。
また、プロのイラストレーターや志望者向けに、6月29日に板橋区立美術館で講演会「わたしの仕事」が開催される。バザンの創作哲学や技法について直接学べる機会だ。前日の27日には東京日仏学院でトークイベントも予定されており、バザンの未邦訳絵本についての話を聞くことができる。
1992年生まれのバザンは、フランス国立高等専門学校装飾美術学校でプリントイメージを専攻。現在はパリ郊外のアトリエを拠点に、言葉とイメージの関係性をテーマに創作活動を続けている。日本では『デザインのアトリエ』シリーズの「活版印刷」と「石版印刷」が翻訳出版されており、その繊細かつ大胆な表現が注目を集めている。
印刷技術の歴史と現代アートの融合を体感できるこの機会。アート愛好家はもちろん、印刷や出版に興味がある人にとっても見逃せないイベントとなりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000546.000084584.html