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日本の伝統織物が台湾で新たな息吹を!三松の「SAKURA ART WORKS」が海外初進出

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報道発表
<UNKNOWN>(プレスリリースより)

日本の伝統織物が新たな形で海を渡った。株式会社三松が手掛ける「SAKURA ART WORKS」が、台湾・台北市で初の海外展示会を開催し、大きな反響を呼んでいる。

「着る着物から、使うキモノへ」をコンセプトに掲げる「SAKURA ART WORKS」は、着物や帯などの伝統的な織物をアップサイクルし、インテリアやアート作品として昇華させた商品を展開している。今回の展示会では、屏風や額装、テーブルランナーなどの作品が披露され、様々な業界から70名ほどの来場者を魅了した。

展示会は2025年5月22日と23日の2日間、ホテルメトロポリタン プレミア 台北で開催。前日には齋藤徹社長とブランドプロデューサーの川又雄一氏によるレセプションパーティーも行われ、日本の織物文化を世界に広げる意気込みが語られた。

齋藤社長は「日本のすばらしい織物を着るだけにとどまらず、新たな形にすることで、より身近に感じていただきたい」と語り、川又氏は「世界でも類を見ないこの華やかさと細やかさを備えた帯や着物作品は、現在でも非常に希少なもの」と日本の織物の魅力を強調した。

三松は創業93周年を迎える老舗企業だが、この新事業を通じて伝統と革新の融合を図っている。日本文化への理解が深い台湾での開催は、世界進出の第一歩として戦略的な選択だったと言えるだろう。

日本の伝統美と現代のライフスタイルが融合した新しい価値提案は、海外でも高い評価を得ている。今後、「SAKURA ART WORKS」がどのように世界展開していくのか、注目が集まっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000109221.html