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20世紀北欧デザインの巨匠、スティグ・リンドベリの貴重な作品約300点が日本初公開!

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報道発表
プレスリリースより

スウェーデンを代表する陶芸家・デザイナー、スティグ・リンドベリの展覧会「20世紀北欧デザインの巨匠 スティグ・リンドベリ展」が、2025年8月21日から日本橋高島屋S.C.本館8階ホールで開催される。

本展では、リンドベリがデザイナーとして活動を始めた1930年代後半から晩年の1980年代初頭までの約300点もの作品が一堂に会する。注目すべきは、展示作品のすべてがリンドベリの遺品と家族が所蔵する貴重なプライベートコレクションであり、日本初公開の作品も含まれている点だ。

リンドベリは1937年にスウェーデンの磁器メーカー グスタフスベリ社に入社し、機能性と美の追求に情熱を注いだ。彼の代表作である[ベルサ]や[ビルカ]シリーズは、没後40年以上経った今でも人気を集めている。

展示は10章構成で、テーブルウエアやファイアンス、アートウエア、フィギュア、テキスタイルなど、リンドベリの多彩な才能を余すところなく紹介。特に注目したいのは、日本への愛情から生まれた作品群だ。1959年の来日時に訪れた瀬戸や信楽からインスピレーションを得た作品や、日本人との交流から生まれた品々が展示される。

また、子ども向けデザインのパイオニアとしての一面も見逃せない。ユーモアあふれる子ども用食器や、リンドベリが挿絵を手がけた児童書なども展示される予定だ。

北欧デザインファンはもちろん、日本の陶芸や工芸に興味がある方にとっても、新たな発見に満ちた展覧会となりそうだ。会期は9月7日まで。その後、9月10日から21日まで大阪高島屋でも開催される。

20世紀を代表するデザイナーの軌跡を辿る貴重な機会。ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001063.000069859.html