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破壊と再生の美学!注目アーティスト大野修の作品が西麻布S-Loungeに登場

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アート・絵画・工芸
絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
Chunk#2312 / 2023年(プレスリリースより)

エイベックス・クリエイター・エージェンシー株式会社が運営するWALL_alternativeが、完全審査制のインキュベーションラウンジ「S-Lounge」にて、「WALL SELECTION : Shu Ohno at S-Lounge」を開催する。この展示会では、注目のアーティスト・大野修の作品が多面的に紹介される。

大野修は、音楽カルチャーの視点を取り入れたアプローチで知られる。彼の創作の原動力は内面から湧き上がる「衝動」であり、日常にあふれる人工的な素材を用いて新たな形を造形する「ブリコラージュ」という手法を駆使している。制作過程では「破壊と修復」を繰り返し、時間の経過や痕跡を内包する独特の造形美を生み出している。

本展では、大野の代表作である2つのシリーズが展示される。一つは《Chunk》シリーズで、監視カメラと送受信機器をモチーフにした白一色の作品。もう一つは《Module》シリーズで、モルタルをベースに日本の金継ぎ技法にインスピレーションを得た、真鍮や金箔を用いた強度のある作品群だ。

会場となるS-Loungeは、多様な分野の専門家が集うインキュベーションスペースだ。起業家、クリエイター、研究者など、様々なバックグラウンドを持つ人々が交流する場所で大野修の作品に触れることで、「破壊と再生」をテーマにした創造の可能性が交錯する瞬間を体感できるだろう。

大野修は1981年福岡生まれ。東京藝術大学大学院を修了後、ニューヨークでの滞在経験を経て、現在の独自のスタイルを確立した。彼の作品は、廃材やコンクリートなどの人工素材を用いながらも、軽薄さとは無縁の強度を持つ立体作品として評価されている。

アート愛好家はもちろん、創造性や革新性に興味がある人々にとって、この展示会は見逃せない機会となりそうだ。西麻布の洗練された空間で、現代アートの最前線を体感してみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000150.000065348.html