3D都市モデルで未来を描け!国交省主催「PLATEAU AWARD 2025」プレエントリー開始


都市のデジタルツイン化が進む中、国土交通省が推進する「Project PLATEAU」が新たな局面を迎えている。この度、3D都市モデルを活用した開発コンテスト「PLATEAU AWARD 2025」のプレエントリーが2025年6月16日より開始されることが発表された。
本アワードは、3D都市モデルの可能性を最大限に引き出すことを目的としており、エンジニアやクリエイター、プランナーなど、幅広い分野の専門家からの参加が期待されている。応募作品のジャンルは問わず、商用サービスやエンターテインメント系アプリ、動画やゲームなどのコンテンツ、都市開発シミュレーションツールなど、多岐にわたる作品が対象となる。
注目すべきは、プレエントリー制度の導入だ。これにより、技術面での相談を受けながら開発を進めることが可能となり、参加者は様々なサポートを受けられる。また、6月25日には事前説明会も予定されており、昨年度の受賞者や審査員を交えたパネルトークなど、貴重な情報が得られる機会となる。
賞金総額は200万円、グランプリには100万円が贈られる。個人から企業、教育機関まで幅広い参加者を募っており、年齢制限もない。審査基準は3D都市モデルの活用度、アイデア、UI・UX・デザイン、技術力、実用性の5項目となっている。
「Project PLATEAU」は2020年度より始動し、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化を推進してきた。2025年度は本格的な社会実装フェーズに入り、より現場に根ざした活用と地域連携を深めていく方針だ。このコンテストを通じて、都市のデジタル化がどのように進化し、私たちの生活にどのような変革をもたらすのか、大いに注目される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000181.000017610.html