デジタル時代の最前線を走る企業や団体に贈られる栄誉、「IT賞」の2025年度応募受付が始まった。公益社団法人企業情報化協会が主催するこの賞は、ITやデジタル技術を駆使してビジネス革新や社会貢献を成し遂げた組織を表彰するものだ。

今年で43回目を迎えるIT賞は、1983年に創設された「OA賞」を前身とし、2001年から現在の名称で継続されている。日本のIT・デジタル活用の最先端を走る取り組みを広く社会に紹介し、さらなる高度化を促進する重要な役割を担っている。

応募締め切りは2025年8月15日（金）17時。厳正な審査を経て選ばれた受賞者は、2026年1月29日（木）に開催される第41回IT戦略総合大会内の表彰式典で栄誉を授与される。

IT賞には「IT最優秀賞」「IT優秀賞」「IT賞」「IT奨励賞」の4つの種別があり、それぞれ革新性、波及効果、実行力、挑戦性などの観点から評価される。また、「経営・業務改革」「顧客価値・サービス革新」「社会・環境価値の創出」「共創・エコシステム構築」の4つのカテゴリーが設けられている。

審査は書類審査、ヒアリング審査を経て行われ、慶應義塾大学名誉教授の萩野達也氏を委員長とする審査委員会が厳正に選考を行う。

応募を検討している企業や団体向けに、7月7日には東京プリンスホテルで合同説明会が開催される。ここでは審査の評価ポイントの解説や、前年度の最優秀賞受賞企業による事例発表が行われる予定だ。

日本のIT・デジタル革新を牽引する取り組みに挑戦している組織にとって、このIT賞は自らの成果を評価され、さらなる飛躍のきっかけとなる絶好の機会といえるだろう。応募や詳細については、公益社団法人企業情報化協会のウェブサイトで確認できる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000006381.html