公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

新宿の伝統工芸「染め物」を体験!京王プラザホテルで7月から定期開催

タグ
アート・絵画・工芸
陶芸・工芸・クラフト
報道発表
プレスリリースより

京王プラザホテルが、新宿の伝統工芸である「染め物」を気軽に体験できるイベント「新宿の伝統を愉しむ染色体験」を2025年7月9日から定期開催することが発表された。このイベントは、地域の匠である「新宿区染色協議会」の協力のもと、職人から直接指導を受けながら型染めや絞り染めを体験できる貴重な機会となっている。

新宿区は江戸時代から続く染色文化を受け継ぎ、発展させてきた「染の街」として知られている。今回のイベントは、この文化を守り続けるとともに、訪日外国人を含むホテル宿泊者に日本文化の魅力を伝え、滞在価値を高めることを目的としている。

体験内容は月替わりで、奇数月には型染めによるトートバッグ制作、偶数月には絞り染めによるハンカチ制作を行う。参加者は自分で作った作品をお土産として持ち帰ることができ、旅の思い出づくりにぴったりだ。料金は宿泊者が500円〜1,000円、一般が1,000円〜2,000円となっている。

さらに、イベントでは新宿区の地場産業である「印刷・製本関連業」と「染色業」の共同プロジェクトによるブランド「Azalée(アザリー)」の商品販売も行われる。新宿区の区花であるツツジや新宿の小紋柄をモチーフにした美しい商品は、地元の魅力が詰まった逸品だ。

また、新宿区が所有する色鮮やかな「晴着」約15点の特別展示も予定されており、日本の伝統的な染色技術の粋を間近で見ることができる。

新宿区長の吉住健一氏は「染色業が根付くこの新宿で、染色文化に触れていただくことで、日本での滞在が色鮮やかな思い出に彩られることを願っています」とコメントしている。

「新宿の伝統を愉しむ染色体験」は予約不要で、開催日の13時から17時まで気軽に参加可能。日本文化に触れる特別な体験を求める観光客や、地元の伝統工芸に興味がある方にとって、見逃せないイベントとなりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000279.000085388.html