本屋大賞受賞作『成瀬は天下を取りにいく』文庫版が遂に発売!滋賀県人口超えの140万部突破の大ヒット作


話題沸騰の青春小説『成瀬は天下を取りにいく』(宮島未奈著)が、ついに文庫化された。2025年6月25日、新潮文庫より待望の発売となる本作は、シリーズ累計140万部を突破し、滋賀県の人口をも上回る驚異的な売れ行きを見せている。
本作は、新潮社主催の「女による女のためのR-18文学賞」で史上初の3冠を達成した著者のデビュー作だ。滋賀県大津市を舞台に、中学生・成瀬あかりの奔放な生き方を描いた物語は、多くの著名人からも絶賛され、本屋大賞をはじめとする数々の文学賞を受賞している。
文庫版の発売に際し、特別な特典も用意された。初版限定で、琵琶湖をイメージした青色のスピン(紐しおり)が採用されている。また、購入者特典として3種類のスマホ用壁紙がダウンロードできるQRコードが帯袖に付いている。さらに、単行本未収録の「大津ときめき紀行 ぜぜさんぽ」というエッセイも巻末に収録されており、ファンにとっては見逃せない内容となっている。
注目すべきは、森見登美彦氏による文庫解説だ。「成瀬が自分らしく生きることが、まわりの人々を自由にしていく」と評し、作品の本質を鋭く捉えている。
著者の宮島未奈氏は1983年生まれ、滋賀県大津市在住。京都大学文学部卒業後、本作でデビューを飾り、一躍文壇の注目を集めた。その後も『成瀬は信じた道をいく』『婚活マエストロ』『それいけ!平安部』など、話題作を次々と発表している。
『成瀬は天下を取りにいく』文庫版は、定価693円(税込)。ISBN:978-4-10-106141-2。青春小説ファンはもちろん、これまで手に取る機会のなかった読者にとっても、この機会に是非とも読んでおきたい一冊だ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002183.000047877.html