福岡県春日市で「緑のカーテン」コンテスト開催!涼しさと彩りで街を変える市民参加型イベント


夏の暑さ対策と環境保護を一石二鳥で実現する「緑のカーテン」。福岡県春日市が、この取り組みを市全体に広げるべく、ユニークなコンテストを開催することが明らかになった。
緑のカーテンとは、ゴーヤやアサガオなどのつる性植物を窓辺や壁面に這わせて育てる方法だ。見た目にも涼しげで、実際に室温を下げる効果があることから、地球温暖化対策や省エネの観点から注目を集めている。
春日市では、すでに市役所本庁舎や一部の地区公民館で緑のカーテンを実施しているが、今回のコンテストでは市民や事業者にも参加を呼びかけ、取り組みの輪を広げることを目指している。
コンテストの応募期間は7月7日から9月1日まで。市内の住宅や店舗、事業所で緑のカーテンに挑戦した個人や団体なら誰でも参加できる。応募方法は市のウェブサイトからオンライン応募するか、郵便、窓口、Eメールのいずれかで応募用紙と写真を提出する。
審査は二段階で行われ、一次審査を通過した作品は11月16日に開催される「春日市環境フェア」で来場者による投票にかけられる。最優秀賞には福岡県大木町産の特別栽培米「環(わ)のめぐみ」が贈られるほか、優秀賞にはLFCコンポストが用意されている。
緑のカーテンは、見た目の美しさだけでなく、エアコンの使用を抑えることで電気代の節約にもつながる。また、植物の成長を楽しむことができ、家族や地域のコミュニケーションを深める良いきっかけにもなりそうだ。
春日市の担当者は「多くの市民の皆さまに参加していただき、街全体が緑で彩られることを期待しています」とコメント。緑のカーテンの作り方は市のウェブサイトで詳しく紹介されているので、初心者でも安心してチャレンジできそうだ。
環境に優しい取り組みを楽しみながら行える本コンテスト。春日市の街並みが緑豊かに変貌を遂げる日も、そう遠くないかもしれない。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000135678.html