元なでしこジャパン・澤穂希も参戦!障害者アートコンテスト「パラリンアートカップ」が進化、中高生部門新設で挑戦の輪広がる
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インクルーシブ保育のパイオニア、どろんこ会グループが、障害者アートコンテスト「Doronko パラリンアートカップ 2025」のメインスポンサー契約を継続することが決定した。今年で9回目を迎える本コンテストは、障害のある人々の自立と社会参画を応援する画期的な取り組みとして注目を集めている。
今回の大きな変更点は、新たに「中・高校生部門」が設置されたことだ。これにより、小学生以下と初応募者に加え、より幅広い年齢層の障害のある方々に挑戦の機会が提供される。さらに、元サッカー日本女子代表の澤穂希選手が新たに審査員として参加することも発表され、スポーツ界からの支援の輪が一層広がっている。
どろんこ会グループの代表は「障害のある方一人ひとりに『新たなジブンを拓く』力がある」と語り、アートを通じた社会貢献の可能性に期待を寄せている。入賞作品は、同グループの就労支援施設で製作・販売される「Do coffee」のラベルにも採用されるなど、障害者の才能を社会に還元する仕組みも整えられている。
副賞として用意されているのは、賞金3万円と「どろんこ米」1俵。このお米は、どろんこ会グループの子どもたちが田植えや稲刈りに参加して作られた特別なコシヒカリだ。まさに、「自給自足のエコシステム」を体現する取り組みといえる。
作品募集は2025年7月21日から9月21日まで。テーマは「スポーツに関するもの全て」と幅広く、障害のある方なら誰でも参加可能だ。表彰式は11月12日に浜離宮朝日ホールで開催予定。文化庁や厚生労働省など、多くの公的機関も後援に名を連ねており、社会的な注目度の高さがうかがえる。
「パラリンアートカップ」は、障害のある人々の才能を発掘し、その可能性を広く社会に示す重要な舞台となっている。どろんこ会グループの継続的な支援と、新たな部門の設置により、より多くの人々が自分の「好きなこと・得意なこと」を力に変え、挑戦し、社会に関わる機会が広がることが期待される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000072.000041921.html