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世界が認めた日本の学習空間デザイン!大阪の予備校がイタリアとWAFで快挙

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報道発表
駿台ダイバーズ成学社ピュアサークル(プレスリリースより)

大阪府茨木市にある予備校兼学習塾「駿台Diverse(ダイバース)茨木教室」が、世界的な建築デザインの舞台で注目を集めている。KTXアーキラボ一級建築士事務所がデザイン・施工を手掛けたこの施設が、イタリアのA'デザインアワードでブロンズ賞を受賞し、さらに建築界の祭典WAF(World Architecture Festival)の空間デザイン部門「INSIDE」でも決勝進出を果たした。

この教室の特徴は、従来の黒板前の教室スタイルを廃し、リラックスした雰囲気の中で学べる空間づくりにある。レセプションスペースは鏡張りの半円形で、天井には波打つステンレススチールが使用されており、独特の空間を演出している。また、窓際に沿って長いカウンターが設置され、中央には植栽で区切られた学習スペースが配置されている。

KTXアーキラボの代表である松本哲哉氏は、「空間設計はビジネスツールである」という理念のもと、クライアントの収益向上を目指したデザインを追求している。松本氏は、イタリアDAC認定の2024年度デザイナーランキングで建築カテゴリー世界8位・日本ランキング1位に輝いており、その実力は国際的にも高く評価されている。

A'デザインアワードは、イタリアを拠点とする世界最大級のデザイン賞の一つで、100以上のカテゴリーで優れたデザインを表彰している。一方、WAFは世界最大規模の建築コミュニティ・ライブ審査イベントであり、世界中の建築家が競い合う場となっている。

今回の受賞と決勝進出は、日本の学習空間デザインが世界レベルで認められた証といえる。KTXアーキラボの革新的なアプローチが、教育環境の未来を切り開く可能性を示している。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000141846.html