公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

渋谷区発!東京2025デフリンピックを彩る感動の応援アート誕生

タグ
報道発表
応援アート(プレスリリースより)

東京2025デフリンピックの開催まで、いよいよカウントダウンが始まった。日本初開催となる本大会に向けて、渋谷区が画期的な取り組みを発表。区内の中学生とコーダのアーティストがタッグを組み、心温まる応援アートを制作したのだ。

この応援アートの特徴は、世界共通の「拍手」の手話をモチーフにしていること。そこに中学生たちの熱い応援メッセージとイラストが重なり合い、見る者の心を掴んで離さない。制作を手がけたのは、聴覚障がいのある両親を持つコーダ(CODA:Children of Deaf Adults)として知られる門秀彦氏と、渋谷区立原宿外苑中学校の生徒たち。彼らの協働が生み出した作品は、デフリンピックの精神そのものを体現しているといえるだろう。

完成した応援アートは、今後、千駄ヶ谷大通り商店街のフラッグや大会ボランティアのユニフォームにも使用される予定だ。さらに、門氏が制作したデフリンピック開催日までのカウントダウンボードや、区内の電光掲示板で放映予定の応援動画も同時に披露された。

渋谷区では昨年度から、デフアスリートによる学校訪問やトークイベントの開催、普及パネルの制作・貸し出しなど、大会の周知と理解促進に積極的に取り組んできた。今回の応援アート完成は、その集大成ともいえる成果だ。

8月5日には、渋谷区役所にて応援アートの完成披露が行われる。長谷部健区長をはじめ、教育長、門秀彦氏、そして制作に携わった中学生たちが出席予定だ。この日を皮切りに、渋谷区全体でデフリンピックへの機運がさらに高まることは間違いない。

11月に控えた東京2025デフリンピック。開会式・閉会式および卓球競技が行われる東京体育館のある渋谷区から、今、新たな感動の波が広がろうとしている。この応援アートが、大会成功の鍵を握る存在になるかもしれない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000123554.html