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北極の守護者「しろくま」誕生!みらいⅡの作業艇ロゴマークを一般募集、あなたのデザインが北極を駆ける

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報道発表
提供:JAMSTEC(プレスリリースより)

北極域研究の最前線を担う新たな研究船「みらいⅡ」。その船上で活躍する作業艇「しろくま」のロゴマークデザインを、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)が一般から募集している。この取り組みは、地球環境研究への関心を高め、市民参加型の科学プロジェクトを推進する画期的な試みだ。

「みらいⅡ」は、日本初の砕氷機能を持つ研究船として2026年11月頃の竣工を予定している。その船名は2024年の一般公募で決定したが、同時に多くの支持を集めた「しろくま」が作業艇の名称に採用された。北極域の環境変化の象徴であるホッキョクグマにちなんだこの名前は、地球の未来を守るという船の使命を体現している。

作業艇「しろくま」は、その機動性と作業性を活かし、観測機器の設置・回収や海氷周辺での観測作業など、重要な役割を担う。そのロゴマークは、北極域研究船にふさわしいデザインであることが求められ、円形または1:2比の長方形の範囲内に収まるものとされている。

応募資格に制限はなく、個人、団体、法人を問わず誰でも参加可能だ。複数のデザイン案を提出することもでき、創造性豊かなアイデアが期待される。締め切りは2025年9月1日17時までとなっている。

さらに、応募者全員にJAMSTECから「北極域研究船 応援隊員認定証」が発行される特典も用意されている。これは単なるデザインコンテスト以上に、北極域研究への理解と支援の輪を広げる取り組みとなっている。

地球温暖化の影響が顕著に表れる北極域。その研究の最前線で活躍する「みらいⅡ」と「しろくま」。あなたのデザインが、未来の地球環境を守る象徴となるかもしれない。この機会に、創造力を発揮して北極域研究の一翼を担ってみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000425.000092744.html