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「絵画×単語帳」で魅せる!新鋭アーティストの個展が東京で開催

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報道発表
第2回BUG Art Award ファイナリスト展「see-through」展示風景 2024年 撮影:西野正将(プレスリリースより)

アートの新たな可能性を探求する展覧会が、東京・丸の内で開催される。株式会社リクルートホールディングスが運営するBUGにて、2025年10月29日から11月30日まで、矢野憩啓による個展「フルーツバスケット」が行われる。

矢野憩啓は、第2回BUG Art Awardでグランプリを受賞した新進気鋭のアーティストだ。彼の特徴は、日常の中で出会う様々なモチーフを絵画として表現し、それに関連する単語帳を組み合わせたインスタレーション作品を制作することにある。

本展では、会場全体を使って絵画と単語の関係性を探る新作が展開される。矢野の作品は、アクリル絵具やクレヨン、オイルパステル、デジタルソフトなど、多様な素材を駆使して制作されている。身近なフルーツや切り開いたパンツ、職場から見える海といった日常的なモチーフに加え、自身の身体や男性性といった個人的なテーマも取り入れられており、観る者の好奇心を刺激する。

特筆すべきは、絵画と共に展示される単語帳の存在だ。これらの単語帳には、矢野が日常生活の中で意識的に、あるいは偶然に出会った言葉が記されている。各単語には矢野自身の解釈による意味が添えられており、作品を鑑賞する際の独特な視点を提供している。

BUG Art Awardの審査員からは、矢野の現場での柔軟な展示構成力や、BUGの空間を活かした作品の見せ方が高く評価された。グランプリ受賞から約1年、さらに磨きをかけた矢野の新たな表現世界を体験できる貴重な機会となりそうだ。

展覧会は入場無料で開催される。JR東京駅八重洲南口直結のアクセス良好な会場で、現代アートの最前線を体感してみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000163.000030084.html