京都の老舗和紙メーカーが100周年!「推し活」から神社仏閣まで、文化を未来へつなぐ新たな挑戦
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京都の老舗和紙製品メーカー、株式会社谷口松雄堂が創業100周年を迎える。1925年の創業以来、御朱印帳や和雑貨、贈答品など、日本の伝統文化を体現する商品を展開してきた同社。このたび、100周年を記念して新たなパーパス「文化を敬い、未来へつなぐ。」を策定し、記念ロゴを発表した。
谷口松雄堂の特徴は、伝統を守りながらも時代の変化に柔軟に対応してきた点だ。近年では、アニメや「推し活」文化といった現代的なテーマを和の世界観と融合させた商品開発や、訪日外国人向けのギフト・土産品にも注力している。また、公式SNSでは折り紙の創作動画を世界に向けて配信し、和紙の持つ無限の可能性を発信。さらに、神職の方の協力を得たブログ連載「かみかみコラム」では、「神と紙」にまつわる深い話や寺社仏閣の魅力を伝えている。
100周年記念ロゴには、縁起の良い和柄「七宝(しっぽう)」をモチーフに採用。「ご縁」「調和」「繁栄」の意味を込めた意匠は、谷口松雄堂の価値観と企業姿勢を視覚的に表現している。コーポレートカラーである深い紺色を使用し、本物と信頼を象徴。明朝体の書体は、落ち着きと品格を大切にするブランドイメージを表現している。
谷口松雄堂の代表取締役社長、谷口主嘉氏は、「これからの100年も、和紙文化を軸にしながら、時代や世代を越えて共感される新しい価値を創造していきたい」と語る。特に「推し活」「インバウンド」といった文化・観光領域における商品開発や情報発信を通じ、国内外の多様な感性に響く"和のかたち"を提案するブランドとして、さらなる展開を図る意向だ。
2026年9月までを100周年イヤーとして設定し、さまざまな記念事業を展開予定。伝統と革新が融合した谷口松雄堂の新たな挑戦に、今後も注目が集まりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000165651.html