死を日常に取り戻す!アート骨壺展が名古屋・東京で開催、9名のアーティストが新たな「死生観」を提案
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葬祭用品メーカーの三和物産が、アートフェア「A・LIFE・FROM・DEATH ― 死を日常に取り戻す、アートとしての骨壺展 ―」を開催する。このユニークな展示会は、2025年8月に名古屋、9月に東京で行われる予定だ。
本展では、9名の著名アーティストによる17点の「アート骨壺」が展示・販売される。これらの作品は、単なる遺骨を納める容器を超え、日常生活の中で鑑賞できるアート作品として提案されている。リビングや書斎にも馴染む佇まいを持つこれらの骨壺は、鑑賞者に死と向き合う時間を提供し、現在を前向きに生きることへの意識を促す狙いがある。
出展作家には、陶芸家の酒井智也、氏家昂大、井上祐希、横山玄太郎、市川透、野田ジャスミン、桝本桂子、高橋奈己、そしてガラス・アーティストのノグチミエコが名を連ねる。各アーティストの個性豊かな作品は、伝統的な技法と現代的な感覚を融合させ、「死」というテーマに新たな視点を提供している。
展示会場では、骨壺の展示販売に加え、硯刻家・名倉達了による遺書をしたためるインスタレーションや、三和物産のオリジナル棺「桜風」の展示・入棺体験も行われる。これらの企画は、来場者に「死」を身近に感じ、生について考える機会を提供するものだ。
三和物産は「つながりが実感できる新たな別れのカタチをつくる」をミッションに掲げ、「死生観のリデザイン」を通じて、死から生をポジティブに考える社会の実現を目指している。本展は、その取り組みの一環として位置付けられている。
入場は無料。アートと死生観が融合した、これまでにない展示会に足を運んでみてはいかがだろうか。詳細は主催者のウェブサイトで確認できる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000144189.html