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電子廃棄物がアートに!長坂真護の『Milly and Friends』がフィジカル作品として蘇る

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報道発表
プレスリリースより

クリエイティブ・プラットフォーム「Harvest Hall」が、注目のアーティスト長坂真護による『Milly and Friends』のフィジカルアート作品の受注販売を開始した。この画期的なプロジェクトは、デジタルアートとフィジカルアートの融合を実現し、環境問題への意識を高めるという意義深い取り組みだ。

長坂真護といえば、電子廃棄物をアートに変える独自の手法で知られる美術家だ。これまでに65トン以上もの電子廃棄物を再生してきた彼の技術が、今回のプロジェクトでも存分に活かされている。NFTとして展開された『Milly and Friends』を、世界に一つだけのキャンバスアートとして昇華させるという試みは、アート界に新たな風を吹き込んでいる。

本作品の特徴は、NFTホルダー限定で完全オーダーメイドの受注を受け付けている点だ。3点以上のNFTを保有する人は「フィジカルアートワーク」を、10点以上保有する人は「スペシャルE-Wasteアートワーク」をオーダーすることができる。価格は各22万円(税込)からで、制作には1〜3ヶ月ほどかかるという。

『Milly and Friends』は単なるアートコレクションではない。世界最大の電子ゴミ集積地であるガーナ・アグボグブロシーの環境再生に挑む長坂の活動を背景に誕生したプロジェクトだ。登場するキャラクター「ミリーちゃん」は、廃棄物から再生された平和の象徴として描かれており、社会課題に対する共感と参加の意思を示す重要な役割を担っている。

このプロジェクトは、Apas Portが手がける"ON" CHAIN ARTの一環でもある。アートとテクノロジーが交差するこの取り組みは、NFTが文化資産として機能する未来を見据えたものだ。フィジカル作品との連動、制作過程の共有、オンライン展示など、Web3ならではの多層的なアプローチを通じて、アートとの新たな関わり方を提案している。

環境問題への意識喚起とアートの新たな可能性を同時に追求する『Milly and Friends』。このユニークなプロジェクトが、アート界と環境保護活動にどのような影響を与えていくのか、今後の展開が楽しみだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000125767.html