SNSで話題沸騰中の短編作家・多未宿紅葉のデビュー作『少女、落下中』が、2025年8月1日に主婦と生活社から発売される。本作は、TikTokで大人気を博した作者の才能が存分に発揮された、45編の短編小説集だ。

『少女、落下中』は、日常の中に潜む不思議な出来事や、人々の心の機微を鮮やかに描き出す。「心クリーニング」「夜だけの糸電話」「バケツ上司」など、ユニークなタイトルが並ぶ収録作品は、読者の想像力を刺激し、心に深く響く物語ばかりだ。

本書の特徴は、1編あたりの長さが短く、朝の10分間読書にぴったりなことだ。忙しい現代人の生活リズムに合わせた、新しい読書スタイルを提案している。また、けーしん氏によるイラストが物語の世界観をさらに豊かにし、読者を幻想的な世界へと誘う。

「もしもあの時、あなたと出会わなかったら––––」というキャッチコピーが示すように、本書は人々の出会いと絆をテーマに据えている。日常のちょっとした瞬間に光を当て、そこに隠れた魔法のような瞬間を描き出す多未宿紅葉の筆力は、読者の心を掴んで離さない。

1,300円（税別）で発売される本書は、ISBN：9784391165623で予約可能だ。TikTokでの人気に加え、本格的なデビュー作として注目を集めており、発売前から大きな反響を呼んでいる。

『少女、落下中』は、現代の若者の感性を捉えた新しいスタイルの短編集。SNS時代に生まれた新しい文学の形として、今後の展開が期待される一冊となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000959.000072639.html