アートの世界に新たな風を吹き込む展覧会が、2025年12月に東京・日比谷OKUROJIで開催されることが決定した。ぺんてる株式会社が主催する「100点のアートクレヨン画展」は、大人のためのクレヨン「アートクレヨン」を使用した作品を一堂に集める、画期的なイベントだ。

この展覧会の特徴は、プロのアーティストだけでなく、アマチュアや趣味で絵を描く人々にも広く門戸を開いていることだ。年齢、性別、職業、国籍を問わず、誰でも応募できるという点で、まさに「全ての人のための展覧会」と呼ぶにふさわしい。

「アートクレヨン」は、200万人のチャンネル登録者を持つ画家・美術系YouTuberの柴崎春通氏と共同開発された画材だ。クレヨンの手軽さと油絵のような表現力を兼ね備え、大人が日常的に絵を描くことを後押しする。この画材を使用した作品から100点が選ばれ、日比谷OKUROJIで展示される。

応募期間は2025年8月8日から10月15日まで。選ばれた100点の中からさらに10点が審査員賞として選出され、賞金10万円と展覧会レセプションへの招待が贈られる。また、すべての応募作品は特設サイト上でオンライン展示され、いつでも鑑賞することができる。

展示会場となる日比谷OKUROJIは、明治時代の煉瓦アーチを活かした300メートルの高架下空間だ。歴史と現代が融合するこの場所で、新しいアートの形が生まれることになる。

この展覧会は、アートを日常に取り入れる新しい方法を提案している。プロもアマチュアも、大人も子どもも、誰もが自由に表現できる場を提供することで、アートの裾野を広げようとする試みだ。「アートクレヨン」という新しい画材を通じて、多くの人々が創造性を発揮する機会となることだろう。

アートに興味がある人はもちろん、久しぶりに絵を描いてみたいと思っている人にとっても、この展覧会は新たな創作の扉を開くきっかけとなりそうだ。2025年12月、日比谷OKUROJIに集まる100点の作品が、どのような世界を描き出すのか。今から期待が高まる展覧会となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000285.000002857.html