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木造建築の革新!大阪の建築会社が国際デザイン賞で快挙、環境に優しいオフィスと住宅がダブル受賞

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報道発表
プレスリリースより

大阪府堺市に本社を置くアドヴァンスアーキテクツ株式会社が、世界最大級の国際デザインコンペティション「A' Design Award & Competition 2025」で快挙を達成した。同社の木造オフィス建築と住宅建築「Eternal」が、建築・構造デザイン部門においてシルバー賞を受賞したのだ。

この賞は、イタリアから世界に向けて優れたデザインを顕彰する目的で2010年に創設された権威ある賞である。シルバー賞は受賞者の上位2%にのみ与えられる栄誉だ。

受賞した木造オフィス建築は、アドヴァンスアーキテクツの本社オフィスだ。透明感のあるカーテンウォールを採用し、明るく開放的な外観が特徴的。木造軸組・金物工法を用いながら、高い耐震性と省エネルギー性を実現している。1階にはショールームとカフェを配置し、地域とのつながりを大切にする空間設計となっている。

もう一つの受賞作である住宅建築「Eternal」は、地形の高低差を活かした独創的な設計が目を引く。地下は鉄筋コンクリート造、地上は木造の混構造で、環境に配慮した木造ラーメン構造を採用。浮遊感のある外観デザインと、南からの開放的な眺望が、住む人に特別な時間を提供する。

アドヴァンスアーキテクツの代表取締役で建築家の松尾享浩氏は、「今後も木造建築の普及促進を図り、脱炭素社会に向けた取り組みを進めていきたい」と意気込みを語った。同社の国際的な評価は年々高まっており、今回の受賞で累計14件目となった。

木造建築の可能性を広げ、環境に配慮しながら美しさと機能性を両立させた同社の取り組みは、今後の建築業界に大きな影響を与えそうだ。持続可能な社会の実現に向けて、建築のあり方が変わりつつある中、アドヴァンスアーキテクツの挑戦は注目に値する。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000160924.html