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キューバの革命的デザイナー、フェリックス・ベルトランの世界が京都に!無料で楽しめる貴重な展覧会

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報道発表
Design: Sonia Díaz & Gabriel Martínez with Nicole Schmid(プレスリリースより)

京都の街に、キューバ発のグラフィックデザインの風が吹く。公益財団法人DNP文化振興財団が主催する「フェリックス・ベルトラン コネクション」展が、2025年8月29日から10月29日まで京都dddギャラリーで開催される。

フェリックス・ベルトランとは、20世紀のグラフィックデザイン界に新たな物語を紡いだキューバ出身のデザイナーだ。彼の作品は、キューバ革命やヒロシマ、エルネスト・チェ・ゲバラなど、激動の時代を鮮やかに切り取っている。

本展では、ベルトランの代表作が一堂に会する。革命指導部のポスターや、アジア・アフリカ・ラテンアメリカ人民連帯機構のデザインなど、政治的メッセージを込めた作品群は必見だ。また、彼が手がけた書籍の表紙デザインからは、アメリカン・モダニズムやスイス派の影響を垣間見ることができる。

展覧会のキュレーターを務めるのは、ソニア・ディアスとガブリエル・マルティネスのコンビ。17年に及ぶイベロアメリカのグラフィックデザイン研究の集大成として、この展覧会を企画した。彼らによれば、ベルトランの作品は「政治・社会的にも文化的にも、彼が生きた時代を証明している」という。

会期中、8月29日にはオープニングパーティーも予定されている。入場は無料で、誰でも参加可能だ。平日は19時まで、土日祝は18時まで開館しているので、仕事帰りや週末のお出かけにもぴったりだろう。

革命の時代を生き抜いたデザイナーの軌跡を、京都の街で体感できる貴重な機会。グラフィックデザインファンはもちろん、20世紀の歴史や文化に興味がある人にとっても、見逃せない展覧会となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000870.000069194.html