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蟹江杏の初小説が快挙!児童文学界で注目の的に

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報道発表
プレスリリースより

画家として知られる蟹江杏さんの初小説『あの空の色がほしい』が、児童文学界で大きな注目を集めている。この作品が第74回小学館児童出版文化賞の候補作に選ばれたのだ。

2024年5月に河出書房新社から刊行された本作は、発売当初から「100年後まで残る名作」と高い評価を受けていた。そして今回、読み物ジャンルの候補全6作品の中に選出。9月11日に受賞作が発表され、11月13日には贈賞式が予定されている。

さらに、蟹江さんの地元である東京都日野市との連携プロジェクトも始動。日野市立図書館が主催し、蟹江さん自身も審査員を務める『あの空の色がほしい』をテーマとした読書感想ポップ賞「POPアワード」が開催される。未来屋書店多摩平の森店の協力のもと、今年11月から募集が開始されるという。

『あの空の色がほしい』は、学校で浮いている小学生の女の子と、変人と噂される芸術家の交流を描いた物語。アートを通じて紡がれる二人の関係性が、読者の心を掴んでいる。また、2025年度中学入試では、慶應義塾湘南藤沢や学習院女子など有名中学校の入試問題に多数出題されるなど、教育界でも注目を集めている。

作家の落合恵子さんは「群青色の色鉛筆が、すきになった。自分を前より、すきになった。」と評し、彫刻家の吉田穂積さんは「75のお爺さんも、ドキドキ、ワクワクしながら読みました。」とコメント。各界の著名人からも絶賛の声が寄せられている。

蟹江杏さんは画家としても活躍し、全国の美術館や百貨店で個展を開催。その繊細な線と鮮やかな色彩で描かれる作品は多くのファンを魅了している。また、被災地の子どもたちに絵本や画材を届ける活動など、社会貢献にも力を入れている。

児童文学の新星として輝き始めた蟹江杏さん。その才能が、これからどのように花開いていくのか、今後の活躍にも期待が高まる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001000.000012754.html