夏休みの自由研究に役立つ!図書館を使った調べ学習で小学生が文部科学大臣賞を受賞
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夏休みの自由研究で悩んでいる小学生必見!公益財団法人図書館振興財団が主催する「図書館を使った調べる学習コンクール」の2024年度(第28回)文部科学大臣賞受賞作品が公開された。受賞した3作品の「作品かんたん紹介」を見れば、調べ学習のコツがつかめるかもしれない。
注目の受賞作品は、埼玉県の小学2年生が取り組んだ『「彦」にこめられたメッセージ』だ。地元の地名に多く含まれる「彦」の由来を探る中で、先人からの災害への警告を読み解いた。千葉県の4年生は『青信号「あお」とよぶのに緑色?』というテーマで、信号機の色の謎に迫った。熊本県の5年生は『私の好きなお祭り妙見祭をみんなに広めたい!』と題し、地元の伝統行事の魅力を発信した。
これらの作品に共通するのは、身近な疑問から出発し、図書館の資料を活用しながら、実地調査やインタビューなど多角的なアプローチで調べを進めている点だ。また、調べた結果を自分なりに考察し、新たな提案につなげているのも特徴的だ。
コンクールの特設サイトでは、これらの受賞作品を含む計8作品が「デジタルブック」として全文公開されている。夏休みの自由研究のヒントを探している小学生はもちろん、子どもの学習をサポートする保護者や教育関係者にとっても、参考になる内容だろう。
「図書館を使った調べる学習コンクール」は1997年にスタートし、今年で29回目を迎える。テーマは自由で、小学1年生から大人まで誰でも参加できる。第28回には12万3604作品もの応募があったという。図書館を活用した調べ学習の普及を目指すこのコンクールは、子どもたちの探究心を育む貴重な機会となっている。
夏休みの自由研究に悩んでいる小学生は、ぜひこれらの受賞作品を参考にしてみてはいかがだろうか。図書館を活用し、身近な疑問から調べ学習をスタートさせれば、きっと素晴らしい発見があるはずだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000145376.html