夏休み最後の思い出作りに、岐阜県海津市のこども未来館ZüTToで特別なイベントが開催された。クロスプラス株式会社とターナー色彩株式会社が共同で企画した「世界に一枚だけのオリジナルTシャツを作ろう」というワークショップに、総勢100名もの小学生が参加し、創造力を存分に発揮した。

イベントでは、真っ白なTシャツに布用絵の具を使って自由にイラストを描くという内容。子どもたちは動物やキャラクター、自然の風景など、思い思いのデザインを白いキャンバスに描き出していった。参加者の一人は「Tシャツに絵を書いたのは初めてだったけど、上手に書けた」と喜びを語り、別の子は「塗ってる時、失敗すると思ってドキドキした！可愛いピンクたくさんぬれました！」と興奮気味に感想を述べた。

このイベントは、クロスプラスが1986年から海津市に物流センターを構えていることがきっかけとなり実現した。地域貢献と子どもたちの創造力育成を目的に、夏休み期間中に開催されたのだ。クロスプラスの物流センター所長である長田真弥氏は「子どもたちの自由な発想や夢に触れられたことは大きな喜びでした」とコメント。今後はスポーツイベントなども企画していく意向を示した。

こども未来館の山本桂子氏も「イキイキとした表情で筆をとり、迷いなく描き進める姿がとても印象的でした」と子どもたちの姿に感動を覚えたという。ターナー色彩の鈴木遼氏は「地域と企業、そして子どもたちがつながり合い、未来を共に描くきっかけになれば」と期待を寄せた。

クロスプラスは「ファッションの力で、ライフスタイルの新たな可能性を開く」をビジョンに掲げる創業74年の企業。今回のイベントを通じて、ファッションを通じた社会貢献の新たな形を示したと言えるだろう。子どもたちの笑顔と創造力が輝いた一日は、参加者全員にとって忘れられない夏の思い出となったに違いない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000248.000048997.html