東京・高輪ゲートウェイシティに、新しいコンセプトのフォトスタジオが誕生する。クッポグラフィー（株式会社クッポグラフィー）が2025年9月12日にオープンする「クッポグラフィー高輪スタジオ」は、「人が主役の美術館」をコンセプトに掲げ、家族写真の撮影を通じて新たな「アート」体験を提供する。

このスタジオの特徴は、贅沢な静けさと自然光を活かした撮影空間だ。「still（スティル）」と名付けられた撮影部屋では、季節の花々や移ろう光に包まれながら、家族の温もりを丁寧に写真に収める。シルバーのステンレスベンチが配置された空間は、被写体の柔らかさを引き立て、家族の絆をより美しく表現する。

クッポグラフィーは、従来のクローズドなフォトスタジオの概念を覆し、街に開かれたスタジオづくりを進めている。高輪スタジオでは、撮影後のフォトスライドショーを外から一部鑑賞できる設計を採用。また、撮影中の様子を覗ける小窓も設置し、通行人にも「日常の中の幸せな光景」を共有する試みを行う。

空間設計は、株式会社a.d.pが担当。「植物への憧れ」をテーマに、規則性と個性が共存する空間づくりを得意とする同社が、2年以上の時間をかけてスタジオの設計に取り組んだ。

クッポグラフィーは「すべての人が心の支えになる写真を持っている世の中をつくる」というミッションのもと、2009年に創業。高輪スタジオを含め、全国5か所でフォトスタジオを展開している。家族それぞれの個性や関係性を大切にし、一枚一枚の写真を通じて家族の物語を紡ぐ「ストーリーフォト」が同社の特徴だ。

新スタジオは、バースデーや七五三、マタニティ、ペット、婚約など、様々な記念撮影に対応。料金は平日38,000円から、土日祝49,000円からとなっている。家族の大切な瞬間を美しく切り取る新たな選択肢として、多くの人々の注目を集めそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000087486.html